豆腐庵 山中

夏休みが終わります

2019.08.30

毎年8月21日は地元の氏神様のお祭りです。宇治神社といいます。たくさんのお社が合祀されているので、神様には年に一度、川ぞりに乗っていただき、五十鈴川から元の宮巡りをしていただくのです。地元の子供たちにえんや、えんやと、そりを曳かれることは、神様にとっても楽しみなことではないかしら、と思います。今年も突然の雨にも負けず、子供たちによる川曳きが行われました。
このお祭り(会式といいます)が終わると、夏の終わりを感じます。

あっという間に8月もあと1日となりました。
今年も本当にたくさん汗をかいた8月でした。
どんどんどんどん暑くなって、地球はどうなってしまうのか。
川曳きをしていた子供たちの未来が明るいものでありますように。とりあえず、こまめに電気を消すとか、水道を出しっぱなしにしないとか、自分レベルでできることをたくさん考えた夏でもありました。

夏休みはじまりました

2019.07.24

夏休み限定メニューの豆乳シェイクを今年もはじめました。スタッフ内にもファンが多くて、豆腐庵山中の一押しメニューです。
去年までは、小さいサイズの豆乳シェイクは店内用だけのご用意でした。陶器の器でご用意して、飲み終わったらカウンターにお戻しいただく、というスタイルでご協力いただいておりましたが、お客様のリクエストが多かったので、今年から、小さいサイズもテイクアウトできる紙のカップもご用意させていただきました。

ただ、従来の陶器の店内用(小)も継続させていただくことにしました。
ささやかですが、ごみ削減のご協力代ということで、テイクアウト用より10円、お安くご提供させていただいております。
こちらもどうぞこれまで同様ご贔屓くださいませ。内容量はどちらも同じくらいです。

皆様の夏休みのほっこりメニューに加えていただければ幸いです。

笹舟

2019.06.26

「お母さんが子供の時はねえ」という話を聞いて描くイメージには色が付いていませんでした。まったく失礼な話ですが、自分が生まれる前のことは全部モノクロだと思っていたのです。自分が大人になってから、子供だった時と今との時間の距離感が意外と短いことに驚いたものです。

最近、お伊勢参りのお客様には、三世代でいらっしゃる方を多くお見受けします。
先日も、おじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さん、子供たちのご家族がお立ち寄りくださいました。
お帰りになった後、床几の上にかわいらしい緑の葉っぱが。
手に取ってみると、綺麗に折られた笹舟でした。
おじいちゃんが折られたのか、おばあちゃんが折られたのか。
そういえば葉っぱはいつも遊びの小道具だったなあと思いだし、色鮮やかで幸せなひと時を共有させていただきました。
そして、やはりついこないだのことだと思ってしまいました。笹舟の作者の方も同じ気持ちだったのではないかしら。

やかん様

2019.05.21

ちょっと不思議な話、聞いてください。

いつ、どこに置いてしまったのか。ファイルが一つ、行方不明になりました。よくあるA4の紙のファイルです。学生の頃はプリントを綴じたりするのによく使いました。
事務仕事でよく使うファイルの1つなのですが、いつもの場所に、無い。書類棚の上の方、下の方、右の方、左の方、くまなく捜しましたが、無い。別の部屋に持っていったのだろうか、と上の部屋、下の部屋、捜しましたが、無い。
だんだん焦ってきました。
たまたま手に持っているときに別のことを思いつき、あらぬところへ持っていったのだろうか。私ならやりかねないことです。
そうだ、バイトさんに制服を返してもらったっけ。あの時一緒にしまっちゃったかな、云々。
衣装ケース、タオルとタオルの間、思いつく限りの思いがけないところを捜しました。が、無い。
3日目。
夫が静かに口を開きました。「やかん様にお願いしよう。」
そして彼は、おもむろに蛇口をひねり、やかんを磨き始めました。
そして20分後。
もう1度、衣装ケースをひっくり返していた私のところへ、彼はやってきて言いました。「捜していたファイルはこれかい?」
そして彼が持っていたのはまぎれもなく、そのファイルでした。
いつもの書類棚の右の方にあったそうです。私もこの3日間で5回は見たはずの場所でした。
そして「曇りなきまなこで見なければ見つからないのだよ。」とジブリのような言葉を嬉しそうに言うのです。

ちょっと不思議な話でした。

令和元年です

2019.05.07

10連休が終わりました。
いつもよりゆっくりできた方、いつも以上に多忙だった方、さまざまだったのではないでしょうか。
元号が改まり、おはらい町はまるで今年2回目のお正月を迎えたような景色でした。

お人がちょっと少なくなる夕方に内宮さんに参拝に行きました。
いつもと同じ清らかで、みずみずしい空気が流れていて、気持ちが落ち着きました。
いにしえから変わらないこの場所は、静かに安心を与え続けてくださっている…そんなことを思いながら、木漏れ日の参道を歩きました。
ハレの日も素敵ですが、いつもと同じ、というもの素敵なものですね。

令和の時代もよい時代でありますように!