豆腐庵 山中

やかん様

2019.05.21

ちょっと不思議な話、聞いてください。

いつ、どこに置いてしまったのか。ファイルが一つ、行方不明になりました。よくあるA4の紙のファイルです。学生の頃はプリントを綴じたりするのによく使いました。
事務仕事でよく使うファイルの1つなのですが、いつもの場所に、無い。書類棚の上の方、下の方、右の方、左の方、くまなく捜しましたが、無い。別の部屋に持っていったのだろうか、と上の部屋、下の部屋、捜しましたが、無い。
だんだん焦ってきました。
たまたま手に持っているときに別のことを思いつき、あらぬところへ持っていったのだろうか。私ならやりかねないことです。
そうだ、バイトさんに制服を返してもらったっけ。あの時一緒にしまっちゃったかな、云々。
衣装ケース、タオルとタオルの間、思いつく限りの思いがけないところを捜しました。が、無い。
3日目。
夫が静かに口を開きました。「やかん様にお願いしよう。」
そして彼は、おもむろに蛇口をひねり、やかんを磨き始めました。
そして20分後。
もう1度、衣装ケースをひっくり返していた私のところへ、彼はやってきて言いました。「捜していたファイルはこれかい?」
そして彼が持っていたのはまぎれもなく、そのファイルでした。
いつもの書類棚の右の方にあったそうです。私もこの3日間で5回は見たはずの場所でした。
そして「曇りなきまなこで見なければ見つからないのだよ。」とジブリのような言葉を嬉しそうに言うのです。

ちょっと不思議な話でした。

令和元年です

2019.05.07

10連休が終わりました。
いつもよりゆっくりできた方、いつも以上に多忙だった方、さまざまだったのではないでしょうか。
元号が改まり、おはらい町はまるで今年2回目のお正月を迎えたような景色でした。

お人がちょっと少なくなる夕方に内宮さんに参拝に行きました。
いつもと同じ清らかで、みずみずしい空気が流れていて、気持ちが落ち着きました。
いにしえから変わらないこの場所は、静かに安心を与え続けてくださっている…そんなことを思いながら、木漏れ日の参道を歩きました。
ハレの日も素敵ですが、いつもと同じ、というもの素敵なものですね。

令和の時代もよい時代でありますように!

 

 

おかげさまで15周年です

2019.04.17

「新しい元号は平成であります。」というあの小渕さんの声と映像をリアルタイムで観たのは30年前。
そして今、「新しい元号は令和であります。」という発表をつい先日観たばかりです。
豆腐庵山中は、その真ん中、15年前に産声をあげました。平成という時代をちょうど半分過ごしてきたことになります。
お白石持ち行事や御遷宮、伊勢志摩サミット、晴れやかな出来事もたくさんありました。
けれど、日常の中のお客様の「おいしかった!」や、「ありがとう!」というお言葉。笑顔。
スタッフ同士の「お互いさま」という思いやりのひとコマ。そちらも負けないくらい輝いて心にきざまれています。
15周年というこの節目の年。新しい令和の時代も一日一日のささやかなひとコマを輝かせていけるよう、心新たに精進していく所存です。

感謝の気持ちを込めまして、17日から21日までの5日間、豆腐「和妙」を15周年特別価格にて販売させていただきます。

銚子川ブルー

2019.03.30

三重県をもっとよく知ろう!という目的で、月に一度ほど、県内の知らないところを訪ねています。

雨が多いことで有名な紀北町の銚子川に行ってきました。紀北町は国内平均水量が約2倍。町の9割が森林だそうです。銚子川は全長わずか17kmで、高低差が1400mもあるので流れが早く、透明度が高いのです。その水の美しさから「銚子川ブルー」と呼ばれています。

と、文章にすればそんな感じですが、やはり百聞は一見に如かず。足を運んで、見て触れて匂いを感じ、せせらぎの音を聞くと、心が動きます。来てよかったなあ!と思います。

そしてまた、三重県の好きな場所が増えました。

 

 

旅せよ、若者!

2019.02.27

2月、3月は、学生さんがたくさん、お伊勢参りにいらっしゃいます。仲の良いメンバーで卒業旅行を楽しむグループも多いです。いつものメンバー、略してイツメンというそうです。

今日、お話した学生さんは、お友達と二人旅。
横浜からバスと電車を乗り継いでお伊勢参りだそうです。
今日は二見で泊まりですが、おすすめのごはんやさんはありませんか?と、声を掛けてくれて、同世代のスタッフと大いに話が盛り上がりました。
屈託のない明るさには強いパワーがあります。
明るい未来を感じさせてもらいます。