豆腐庵 山中

つばめ巣立つ

2024.05.30

軒に巣を作り、子育てをしていたつばめのヒナが巣立つ時をむかえました。

それまでひたすら餌を運び続けていた親ツバメが、子ツバメを巣から出て飛ぶように追い立てます。まだ尾も短く、飛び方も下手な子供たちも必死です。巣に残り、戻ろうとする子ツバメを入れまいとする親をみて、なにやら敬意に似た気持ちを持ってしまいました。

そしてその夜は一羽も巣には戻らず、カラス除けに掛けていたすだれに家族みんなで、並んで寝ていました。

最後の夜を家族ですごして、次の日からは巣は空き家状態。

来年のおとづれを楽しみにしています。

20年目をむかえました

2024.04.17

4月17日、豆腐庵山中はおかげさまで20年目を迎えることができました。

「おいしかったよ」「ありがとう」と温かい言葉や笑顔とともに、お客様に助けていただいたことは数え切れません。

本当にありがとうございます。

勤続年数を重ねたスタッフは、どんな時もやさしく温かくみんなを支えてくれて、10代20代の若いスタッフは、おもいがけない言動で新鮮な気付きと感動を日々届けてくれます。

卒業していった学生バイトさんはじめ、今日までの間共に歩んでくださった元スタッフの皆さんも、この20年を支えてくれた恩人ばかりです。この場をお借りして、お礼を申し上げさせて下さい。

心から、ありがとうございます。

店舗を見渡してみると、20年前に心を込めて作ってくれた職人さんたちの姿が思い出されて、いとおしさと共に、看板にも床にも柱にも、お礼を言いたくなりました。仕事に向き合う姿勢を教えていただいた日々でした。 

そして、なんといっても、神宮さんあっての暮らしがここにはあります。

大きな自然の恵みや、おかげさま、お互いさまのご縁に感謝せずにはおれません。

20年間、たくさんの喜びを頂戴し続け、本当にありがとうございます。

次の1日1日を、また心新たに精進してまいります。

どうぞこれからも、豆腐庵山中をよろしくお願い申し上げます。

おかえりつばめさん

2024.04.01

四月一日。

長旅を終えて、帰ってきたツバメさんが神棚に。ただいま、とご挨拶しに来たのでしょうか。幸先の良い新年度のはじまりです。

早朝営業中に、ほっこりしたひとコマでした。

春休み

2024.03.30

桜だよりが聞かれる季節になりました。おはらい町は春休みの景色です。

豆乳シェイク、ありますか?の嬉しいお声に答えて、夏休みを待たず、期間限定で豆乳シェイクをメニューに加えさせていただきました。

おとうふソフトより、さらにあっさり味。当店自慢の豆乳をたっぷり使っていますので、砂糖の甘さより、大豆の甘さを味わっていただける一品です。うの花どーなつとも相性ばっちりです。

4月7日までです。是非、召し上がってください。

二月というのに

2024.02.21

春のような暖かさだったと思えば、凍えるような北風の日もあり、お天気に振り回されるような今日この頃です。先日はカエルの鳴き声が聞こえてきたのですが、いつもとちょっと違う声で、冬眠を中断されて調子がくるってしまったのかしら、と首をかしげてしまいました。

今年もいつものお雛様を飾りました。いろんなことが不安定になっているこのご時世で、いつもどおりのことができる喜びを感じます。