とぶさたて
2025.06.03
神宮さんのご遷宮にむけて、山からご用材の木をいただくお祭りがはじまりました。御杣始祭(みそまはじめさい)です。
木曽の山から、最初の尊い木を、杣夫(そまふ)とよばれる職人の方々によって昔からのやり方で切り出す様子を配信で見せていただきました。大きな声で山の神様にご挨拶し、木を切らせていただく。そしてそののち、切り株に梢をさして頭をたれる姿がありました。鳥総立て(とぶさたて)というのだそうです。
長い長い年月をかけて育まれた木をご用材に使わせて頂くことへの感謝だったり、また木の命がめぐってくることへの祈りだったりするのでしょうか。
とても美しかったです。

